アメリカから日本一時帰国:日本政府のコロナウイルスについての水際対策 Part1
こんにちは、大学の春学期が終わり日本に一時帰国しました。今は2週間の自宅待機中です。日本政府の水際対策が甘いと話題になっているようなので、自身の経験を踏まえ実際どうなのかというところを記事に書いています。
2人の日本人入国者が書類の不備で入国できず、出発地に送り返されたというニュースを見てビビっていました。
帰国前準備する書類
まず帰国する前に準備したものは、日本政府が推奨している陰性証明書。これは厚生労働省に掲載されているのでPDFでダウンロードしてCovid-19テストを受ける大学にある生徒用の病院に送りました。
※リンクをクリックするとフォーマットがダウンロードされます。
3つのアプリ
OEL、Cocoa、Skype又はWhatsAppを帰国する前にダウンロードしておくと空港到着後スムーズに手続きができます。
・OELは位置情報を共有するもの
・CocoaはBluetoothを使って接触者を特定できるアプリ
・SkypeとWhatsAppはもし入国者がメールに反応しない場合などにビデオ電話を使って確認するもの
前回同様に(2020年11月下旬帰国時)誓約書を書きました。内容としては、
・入国後14日間の自宅等での待機
・公共交通機関の不使用
・メール等での健康フォローアップ
・地図アプリ機能等による位置情報の保存
・保健所等から位置情報の提示を求められた際には応ずること
・接触確認アプリの利用について
違反したときに罰則はあるか?
答えはNOです。違反した場合には氏名(外国人なら国籍も)公表されることがあるようです。この記事がどれくらい信用できるかわかりませんが、一日300人程度いるらしいです。
入国後の待機で違反、1日最大300人…自主隔離場所から離れる・位置情報報告せず : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞) (yomiuri.co.jp)
氏名が公表されるとありますが、実際に公表されている帰国者は今のところいません。公表されるとしたら、厚生労働省のホームページに公表されると思います。
他国のようにしっかりと帰国者から市中感染をさせないような対策がなく、違反した場合の罰則がないのでは、ルールを破って外出するような人がでても何らおかしくないです。
もちろん、違反する帰国者の自己中心的な行動も悪いのは言わずもがなですが、何よりもそれらの行動を可能にしてしまうような政府の対策の打ち方に問題があるのでは?
日本政府の水際対策がザルと言われてしまうのは仕方のないように思えます。
1つの記事を長くするより記事を3つほどに分けて詳細に書いていきます。