空港検疫の実情ー本当にザルなのかー
羽田空港に着いてから入国するまでの手続きについて
第一の手続き(確認)
写真は手続きの手前の場所ですが、ここではフライト中に渡された書類の記入が終わっているか・漏れがないかどうか確認されます。終わってない場合は横のテーブルで記入又は修正するようになっています。
第二の手続き(確認)
最初の手続きの場所から400m程歩き、第二の手続き場所へ。
こちらの質問票を事前に入力していたので、回答ページに繋がるQRコードを印刷したものを確認されました。QRコードを実際に確認される前に、必要な書類を持っているかどうかを確認する人がいます。「次はこの書類を使うので一番上に準備しておいてください」というように促されます。この空港での手続きに関して共通して言えることは実際に手続きをする前に書類の有無を確認する人がいるという事です。
まだまだ歩きます。
第三の手続き(唾液検査)
よくニュースでてくる空港検疫。このように検査が行われています。検査場所の前のゲートで書類の確認をされ、後に検査結果の知らせとなる番号が書かれた書類をもらいます。ゲートを進んでいき先程の書類を確認され、唾液を入れる小さい容器とろうとを手渡されます。僕より早く検査場所に着かれた方でも唾液を一定量出すのに苦労されているようでしたので、比較的唾液出すのが早かった僕はすぐに終えられえました。この検査番号が早くても、唾液を提出した順に検査されるのでできるだけ早く唾液を出す事を意識しています。
第四の手続き(アプリ)
※撮影禁止だったので写真はありません。
検査場から進んだ先では、2週間の自宅待機中に使う3つのアプリの説明を一人ひとり係の方がつき受けます。説明が終わると、アプリが正常に機能するように設定を変えます。(Bluetoothを常にオンにしていること等)その後に、SkypeまたはWhatsAppでビデオ通話ができるかを直接確認します。
第五の手続き
どこの地域に過去14日間滞在していたのかをこの書類上の空白に書き込んで提出します。ここでの疑問点は、100%自己申告制で証明する等の行為は全く必要ないということです。嘘をついて、特定の地域に滞在していたのにしていないと言えばくぐり抜けることも可能なのでは?折角ここまで人員をつぎ込んで手続きをしているのに、対策の甘さ・性善説に頼りきるようでは防げるものも防げないでしょう。
もしこの書類のリストの国に滞在していたら、3日間政府指定の施設で隔離しなくてはいけません。インドを含む数か国は6日間の滞在に変更。帰国翌日から数えて3日目に再検査をして陰性がでれば、自宅またはホテルで待機可能になります。
僕が滞在していたミズーリ州は政府が指定する地域に入っていなかったので、政府の施設で3日間滞在する必要がありませんでした。
検査結果待機場所
ここで検査結果待ちです。ここにたどり着く前に赤色の紙渡されました。もし政府指定施設に隔離が必要な人には緑色のタグみたいなものが肘に着けられていました。隔離が必要でない人は左に、必要な人は右にといったような形で分けられました。
全ての手続き終了
検査結果は陰性でした。ワクチン接種済みなのであまり今回はドキドキしませんでした。大体40分くらい待ちました。唾液を使ったものなので比較的早めですね。水際対策の手続きが終わったのでこれらか改めて入国の手続きをしに歩きます。デルタ航空のほかにANAの便もあったので、いくつかの便をまとめてやってるのかなと思いました。
問題なく入国手続きも終わったので、家族と合流し帰宅しました。
次回はアメリカのワクチン事情について