みずきのブログ(Mizuki's blog)

アメリカにいる日本人学生


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文化の違い-時間通りは一番乗り-

普段から多文化の中で生活しているとすぐには理解できないことがなかなかあります。いくつか思い浮かぶ事がありますが、今回は時間についてです。

5分前集合

日本では集合時間の最低5分前には場所にいるように教えられますよね。例えば、待ち合わせで12時にどこかの駅で集合するとします。そうすると、多くの日本人が12時前には着いてるように電車の時間を合わせます。時間ぴったりに来る人はあまりいないか、事前にそのことを伝えるかと思います。

この行動の根底には遅刻は人に迷惑をかけるという考えがあるからでしょう。特に学校でずっと遅刻は人の時間を奪うみたいなことを教えられてきたわけなので、遅刻する人はだらしない人だと考えられます。

 

多文化の中で

もちろん時間をきっちり守る人はたくさんいます。何より人によるということは言うまでもないです。

全体としての傾向としては。

・ラテン系の人は大体遅れてきます。

・アフリカ系の人は時間守ります。

・ヨーロッパ系の人は少し時間に緩いです。

・アジア系、アメリカ人は基本的に守ります。

こんな感じでばらつきがあるので、何かパーティーで集まるとなった時は、アジア系・アフリカ系が時間通りにいて、ヨーロッパ系が後からきて、盛り上がってるときにラテン系が来るという感じです。

ラテン系の人にとっては集合時間はただの開始時間に過ぎず、終わる前に行けばいいやと感じなんだと思います。

Americanized(アメリカ人化) 

ただ自分の国にいた時は時間を守っていた人でも、アメリカ生活が長いと段々とアメリカ人化(Americanized)してきて時間に対して緩くなる傾向があります。

僕も少しその節があって、約束の時間ちょうど又は前にいるということはなくなりました。なぜなら、約束の時間前に行くと誰もいないからです。約束の時間ちょうどに行っても一番乗りです。僕はそれから学び、段々と集合場所に行く時間を遅くしていきました。そうすると。最低15分遅れていけばそんなに待たなくても済むことが判明しました!(笑)

こないだBBQがあって、その時は1時からだったので2時半に行きましたが6,7割の人しかいませんでした。結局全員が集まったのは4時過ぎでした。その時は2時半に行ったことは正解だと思いましたが、まだまだ上がいることを思い知りました。

 

自分も遅れるけど遅刻したからといって責めない

ラテン系の人が別に待つのが特別に好きなわけではなく、そこまで時間を守ることに対して重要視してなくて要は会って一緒にどういう時間を過ごすかということを重要視しているので来てくれるだけでハッピーということなんだと思います。

日本で遅刻したら責められても仕方ないという風潮ありますよね。僕も日本人なので遅刻はあまり好きじゃありませんが、ラテン系の人のような考えが出来たらいいなと思います。

それでは